「ブログを頑張ってるのに稼げない」私のリアルな挫折
アクセスはあるのに収益ゼロ。「なぜ稼げないのか」が分からなかった
正直に言うと、最初は手応えを感じていました。
キーワード選定もがんばったし、毎記事SEOの構成を意識して書いた。
1日300PV。ゼロから始めた自分にとって、それはちょっとした“成功体験”でした。
でも、気づけばアドセンスの収益はたったの17円。
Amazonのリンクは月に数回クリックされるものの、買われない。
「このまま積み上げれば、きっと成果が出るはず」と信じていたけれど、
ある日ふと思ったんです。
「このペースで積み上げた先に、“未来”はあるのか?」
私は“書くこと”には慣れてきたのに、稼ぐことには一向に近づけなかった。
やっと読んでもらえるようになっても、クリックされたとしても、
“お金が発生するまでの壁”は、想像以上に高かったんです。
「もっと頑張れば伸びる」と思っていたけど、3ヶ月で心が折れた
朝起きて、通勤前に1時間。
夜帰宅して、眠い目をこすりながら2時間。
土日は丸1日かけて10,000文字の記事を書くこともありました。
「次はリライトで順位を上げよう」
「今月は更新頻度を倍にしよう」
「サーチコンソールでクリック率を分析しなきゃ」
…気づけば、ブログのことばかり考えていた日々。
けれど結果は、いつも静かでした。
Googleアナリティクスの数字を眺めては、増えない収益にため息をつく。
SNSで「月10万円達成しました!」と喜ぶ人たちを、指をくわえて見ている自分。
そして、ある日ふと手が止まりました。
「これ以上やっても、何も変わらないかもしれない。」
3ヶ月。
がむしゃらにやってみて、ようやく分かったんです。
ブログは、頑張れば稼げる世界ではないということ。
頑張り方を間違えたまま続けても、遠回りするだけなんだということ。
この“静かな挫折”を経験した人は、きっと私だけじゃないはずです。
だからこそ伝えたいのは、「別の道がある」ということ。
それを、続いてお伝えします。
転機は、「企業ライター」という言葉との出会いだった

「商品を売らなくていい文章の仕事がある」と知って衝撃を受けた
ブログで稼げなかった理由は、ずっと「売れなかったから」だと思っていました。
“売れなきゃ収益にならない”。
だからこそ、私は「書く=売るための手段」だと信じ込んでいたんです。
でもあるとき、たまたま目にした言葉がありました。
それが、「企業ライター」という仕事。
「商品を売るんじゃなくて、価値を伝える仕事がある」
その一文に、心がズキンと動きました。
だって私は、「誰かを動かす文章」を書きたかった。
売上じゃなくて、読んだ人の記憶に残るような言葉を届けたかった。
企業ライターの仕事は、何かを無理やり売ることではない。
企業の価値や、理念、ストーリーを“伝えること”自体に価値がある。
その発想は、今までの“アフィリ脳”だった私には、まさに衝撃でした。
「伝えるだけでいい。売らなくていい」
──この言葉に救われた気がしたんです。
“収益ゼロの文章”でも、“月3万円の価値”があると知った瞬間
ブログで一円も稼げなかった私の文章。
でも、企業から見れば、それは「実績」だったんです。
たまたま応募した企業案件。
不安だらけのなか、ポートフォリオがわりに自分のブログ記事を添えました。
「この文章、読者の視点に立てていて読みやすいですね」
「雰囲気がちょうど自社のトンマナに合いそうです」
……え?
「売れない記事」が、まさか褒められるなんて。
そう思っていた矢先、初めての案件で“1記事5,000円”の報酬をいただきました。
それが、月に6本。
気づけば、“収益ゼロのブログ”だった私が、月3万円のライターになっていたんです。
ブログは売れなかったけど、「書く力」は、ちゃんと積み上がっていた。
私が自分で気づいていなかっただけで、
あの挫折の中にも、“価値になる芽”があった。
だから、あなたにも同じことが言えます。
「まだ気づいていないだけで、もう“書けている”のかもしれません。」
次のパートでは、その価値を仕事につなげる方法について、お話ししていきます。
──「文章で稼ぐ」ことが、自分にも現実になるステップを。
初めて受けた仕事は、報酬3万円のインタビュー記事だった

やったことは「聞いて」「書いただけ」。でもすごく喜ばれた
私の初案件は、ある小さな会社の代表インタビューでした。
「こういう人を取材して、記事にまとめてくれる人を探していて…」という募集に、勇気を出して応募してみたんです。
正直、迷いました。
「ライター経験ゼロの私が応募していいの?」
でも、プロフィールに書いた「人の想いを丁寧に書くのが好き」という一言が響いたそうで、
「じゃあ一度、やってみましょう」と、チャンスをいただきました。
実際にやったことは、たったこれだけです。
- Zoomで1時間、お話を聞いた
- 相手の言葉をかみ砕いて、読みやすくまとめた
- 仕上がった記事を、誠実に納品した
ただ、目の前の人の想いを、自分の言葉で丁寧に書いただけ。
なのに——
「ありがとうございます!」「うちのことを、こんなふうに伝えてもらえて嬉しいです」
そう言って、心から喜んでもらえました。
驚きました。
売らなくても、“伝えるだけで感謝される”仕事があるなんて。
それは、今までのアフィリエイトでは感じたことのない、あたたかい感覚でした。
報酬をもらった瞬間、「文章は仕事になるんだ」と初めて思えた
納品して数日後、クラウドソーシングの口座に「30,000円 入金」の文字。
それは私にとって、
初めて、「自分の文章」が“お金に変わった”瞬間でした!
アフィリエイトでは、月に数円。
何ヶ月書いても、「誰にも届いてないんじゃないか」と思う日々。
でもこのインタビュー記事は、
“たった1人”に全力で書いたら、その人から“3万円分のありがとう”が返ってきた。
その体験が、私の中の何かを大きく変えました。
「文章って、ちゃんと仕事になるんだ。」
「“売るため”じゃなく、“伝えるため”に書いてもいいんだ。」
そう思えたとき、
ブログで感じていた焦りや孤独が、すっと和らいでいきました。
企業ライターは、書くことで誰かに貢献できる仕事です。
それが、自分の収入になって、相手の価値にもなる。
私はそこで、ようやく「これだ」と思える働き方に出会いました。
まとめ|もし今、昔の自分に声をかけられるなら

「ブログを頑張ってるのに稼げない…」その努力は無駄じゃない
私がアフィリエイトで悩んでいた頃、
「頑張ってるのに、全然お金にならない」と心のどこかで思っていました。
毎日パソコンの前に向かって、検索キーワードを調べて、
一生懸命“役立つ記事”を書いても、収益はほぼゼロ。
「もうやめた方がいいのかな」
「向いてないのかも」
そう何度も思いました。
でも今なら、あの頃の自分に、こう伝えられます。
「あなたの努力は、まったくの無駄なんかじゃない」
むしろ、ブログで「調べて・まとめて・わかりやすく書く」力は、
企業が本気で必要としているスキルそのものだった。
ただ、“場所”が違っただけ。
商品を売る文章じゃなく、
人を知ってもらう・価値を伝える文章を書く場所が、他にあったんです。
次に目指すなら、「誰かの役に立つ文章」でお金をもらうこと
企業ライターとして最初の仕事を終えたとき、思いました。
「自分が書いた文章が、誰かの役に立った」
そして、その文章が「報酬」というカタチで返ってきた。
それは、アフィリで数字を追い続けていた頃にはなかった“納得感”でした。
- キーワードに振り回されることもない
- 無理に商品を売らなくていい
- 自分の言葉で、相手の想いを届ければいい
それが、企業ライターの世界です。
だからもし、今このページを読んでいるあなたが──
- 「ブログ頑張ってるけど、稼げない」
- 「文章でお金を稼ぎたいけど、もう自信がない」
- 「何から始めればいいか、わからない」
そんな想いを抱えているなら、
どうか、もう少しだけ自分の“書く力”を信じてみてください。
「書ける人」は、絶対に活躍できます。
それが“どこで、誰のために書くか”さえわかれば。
このブログでは、
そんなあなたにとっての「次の選択肢」を、ひとつひとつ具体的に紹介していきます。
🌱 あのときの私がそうだったように。
あなたも、ここから何かを変えられるかもしれません。
次回は、「実績ゼロでもOK!企業が初心者に求めている3つのこと」をお届けします。
「まだ何も成し遂げていない」と感じている人こそ、読んでほしい内容です。
お楽しみに。